#97 蛍光管シーリングライトをLED直管対応配線へ

C_LIGHT2_00_20190302_221926c.jpg
蛍光管のシーリング器具を以前記事にしたダイソー直管LEDランプに付け替えるために配線し直したのだが、後になって調べたところ、これは他の直管LEDランプを付けると問題がある事がわかった。(→正しい配線は下の方に)

実は一度インバーター化して配線もそれ専用に変更しており、購入時の配線に戻すべきところを点灯管ソケットを復活し忘れてしまったのが問題だった。(安定器は不要)

さて、この↑配線何が問題なのか、
家庭用で良く見られる直管型20wに限って言うと、直管LEDライトは大きく分けてこの2種類が主流らしく、

「片側給電」方式 ・・・今回配線を対応したダイソー直管LEDはこれ
「両側給電」方式 ←これが使えない配線になっていた

もし間違えて「両側給電」タイプ直管LEDを取り付けた場合、
ヒューズが飛ぶ(図にある)
もしくはヒューズが無い配線だったら、
家庭の分電盤のブレーカーが落ちる
事態になってしまうのである。



ついでにもっとダメな配線の例をもうひとつ。ネット検索で見かけた改造配線なのだが、
C_LIGHT2_19_回路_直管_LEDランプ対応配線TYPE3b



その配線した人、元々点灯管(グローランプ)付きの器具だったものを安定器の配線だけ短絡(ショート)すれば良いのに、わざわざ誤った片側給電専用に配線を変更してしまったため、こんな問題を孕んでいる事になってる。
(上)片側給電の直管LED取り付け・・・逆に取り付けてしまうとスイッチを入れた瞬間ブレーカー落ちる
(下)両側給電の直管LED取り付け・・・スイッチを入れた瞬間ブレーカー落ちる

一人暮らしならまあいい(?)片側給電の電源を理解して取り付け可能であろうが、もし同居家族が居てたまたまそのLEDが切れてその上下どちらかを実行してしまう事も考えなければならない。
だったら配線は全く変えず購入時の点灯管・安定器そのままの配線であるべきなのだ。



◆直管型シーリングライトのLED対応配線とは

点灯管(グローランプ)と安定器付きの器具に限っての話。

なんて事はない。次のどちらか。
1)そのままいじらない ・・・安定器を通すので若干非効率と言われ、安定器が壊れたらLEDにも通電しない
2)次の2点を行う ・・・出来ればこちらが理想
・安定器の2つの端子間を短絡(ショート)させる・・・ハンダ付けor圧着
・点灯管(グロー)を外す・・・直管LEDランプ付属の点灯管(中身はヒューズ)があれば代わりに取り付ける


それなら、片側給電と両側給電どちらの直管LEDランプも取り付け可能である。
下図の配線をそれぞれ辿ってみると解る。


C_LIGHT2_17_回路_直管_LEDランプ対応配線TYPE1c

C_LIGHT2_18_回路_直管_LEDランプ対応配線TYPE1b



家庭用で良く見られる直管型20wに限って言うと、
そもそも点灯管(グローランプ)を使うシーリング対応の直管LEDライトは、各社そういう設計になっているから。
自分の場合、冒頭の配線に「点灯管(グローランプ)ソケット」を入れるだけ。ほぼ購入時の配線に戻せばいいのだ。



その、安定器の2つの端子間を短絡(ショート)させる作業については次の通り。
【シーリング器具を外す】
うちのは配線が直付けなのでこの作業でシーリング器具を外すのだが、引掛シーリングローゼットの場合は電源スイッチを切断して回すだけで器具は外れる。
C_LIGHT2_11_20190308_225207a.jpg



【点灯管を外す、安定器の2つの端子間を短絡(ショート)させる】
安定器をバイパスし安定器へ繋がる2本の線を短絡させるという意味なのだが、ハンダ付けの他、圧着工具があれば可能。
C_LIGHT2_16_20190311_105953b.jpg
※ハンダ付けの場合、安定器のこの2点間を繋げるという意味。(安定器から外して線どうしを繋げても良い)



その圧着について、必要な部品はこれ。・・・ハンダ付けを選ばない場合
絶縁被覆付閉端接続子(ぜつえんひふくつきへいたんせつぞくし)
C_LIGHT2_20_DSC02830a.jpg
※ ニチフ製ならCE2が適当だと思う


圧着はペンチだとほぼ失敗するのでちゃんと圧着専用のペンチを使う。
C_LIGHT2_22_DSC02835a.jpg
※CE2の場合本来この圧着ペンチでは無いのだが実質問題ない


以上、これで「片側給電」「両側給電」両方の直管LEDライトを効率良く使用できる。



◆感想など

いやいや、直管LEDランプの電源の事はよ~く調べないで配線変えちゃうとダメだねぇ(笑)
何となくダイソー直管LEDに手を出したり、こんなブログを続けている流れで一部をLED化をしてみたけれど、他の部屋の蛍光管はまだ考えていない。 いかにLEDの消費電力が低くとも、夜間たかが20w→9wくらいの消費削減ではLED交換にともなう費用をペイするまでに数年かかるハズ。 それもこのダイソー製品500円が壊れなければの話。 以前計算したのだけれど、もっともLED化で元が取れるケースというのは、職場など40w蛍光管を大量に朝から晩まで点灯させている場所だと思う。

ところで、一般的なLEDシーリングライトは円形のものばかりなのだが、あれってLEDは交換出来ないよねぇ。 いくらLEDでも消耗はするし、もしやこの記事の様に直管LEDの交換式にした方がコスパは良いのだろうか? という疑問もあるので、我が家はやはり円形のLEDシーリングライトはまだ購入する気は無いのだ。はてさて・・・

パナソニックは「蛍光灯照明器具生産終了のお知らせ」を告知しているし、蛍光管の時代も本当に終わるのだなぁ、としみじみ。 これ、器具は生産しなくなるが蛍光管の生産は各社まだ続けるようなので、各家庭はまだ慌ててLED化はする必要は無い様に思う。



◆活躍した道具たち

はんだごてセット
C_LIGHT2_90_DSC02369a.jpg



ペンチ、ニッパー、カッター(はんだ付けの際ケーブルの皮膜を切断)
C_LIGHT2_91_DSC02769a.jpg



プラスドライバー大(3番)、中(2番)、マイナスドライバー、マイナスドライバー(メガネ用)
C_LIGHT2_92_DSC02770a.jpg
※今回冒頭のシーリングライト配線変更で自分が使ったもの。



圧着ペンチ
C_LIGHT2_93_DSC02838a.jpg
※CE2の場合本来この圧着ペンチでは無いのだが所有のこれでも問題無かった

適応する圧着ペンチはこの辺の製品
→ マーベル(MARVEL) 圧着工具 ハンドプレス 裸圧着端子・スリーブ用 MH-5S
→ エビ 裸圧着端子用ミニ圧着使用範囲0.3・0.5・1.25・2・3.5・5.5 AK2MA


スポンサーサイト
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)